黄泉重なりて、この世は黄泉であると知る
月読命の月夜の宴 月夜は黄泉にて幽世の宴
高天ヶ原の竜宮屋敷 黄泉の幽世にも繋がりて
表裏一体二元をまたぐ 竜宮屋敷の不思議の理
日月の理(ことわり)現れて 裏表在りて裏表無し
黄泉が色濃く現出し始めた世界で、黄泉の世界そのものが現世であると理解する。
黄泉の火が現世の水の水面に映り、夜の世界を見ていた月夜の世界。
伊邪那岐命の岩戸締めにて、黄泉に閉じ込められていたと知る。
それは「選択」
岩戸の向こう側に行かなかった人々の、選択の果ての今この時。
黄泉に湧き立つ穢れの神々、陰が凝りて生まれた祇々。
それらの神を頂いた、天地逆さの黄泉平坂。
黄泉の火(霊)と 現世の水(身)が重なりて 現れ出でる渦巻く風は
黄泉そのままを現出する、鳴門の渦と荒れ巻く風
黄泉平坂の祓いの神々、天より降りて掃除洗濯
豊受け継ぎたる野立姫、黄泉平坂で雲を祓う
祓われた雲は雨となり、川となりて海に呑まれ
波間を漂い沈みゆき、海の底にて土へと還る
豊雲神は豊国神と 成り鳴り国を治むりて
退隠するに野立姫 祓いて送る 野立ちの葬送
レクイエム奏で罪科穢れを 死返し(まかるがえし)の比礼を振る
神の野立の野辺送り 瀬織津姫の月夜の黄泉(読み・夜見)名
大地に残した野立姫の魂 大地を鎮める埴安姫
黄泉と現世の岩戸の表裏 現世と幽世織りなす世織り
表裏合わせて世織り成る 瀬織津姫の大祓い
終わりと始まりの時を彩る 木花姫の桜の季節
木花咲きて稚桜 儚さ愛でる恵み頂き
木花散りて葉桜は 桜餅となり恵み頂く
木花咲弥と稚桜 終わりと始まりの巡り彩る
豊玉姫と玉依姫 黄泉と現世を結ぶ道糸
幽世の霊(火)と 現世の人(水)の
結びの道糸貴船川
人の器(虚和)に神の火(霊)を宿す
人は空なり虚ろなる水 陰の気凝りて陰の器(き)生まれ
器に陽気の火(霊)が降りて 人(霊留)と成り鳴る火水結び
器に邪気が入らぬように 陰の気鎮める乙姫命
玉依姫の型守り 乙姫命の玉(霊)依りの浄め
黄泉は現世に近づきて 現世と幽世近き故
竜宮屋敷の海の底 裏門通りて屋敷に入る
裏門 裏島 竹生島 浦島太郎の逃避行
大海原は大産腹 日ノ本の子宮 琵琶(美和)の湖
天津彦根と乙姫殿の 御子神が護る琵琶湖の空に
天目一の白龍神 渦を巻きつつ空泳ぐ
神・幽・現の三世に渡る スサノオ神の太柱
三世を渡る風の道 次元を渡る風の道
大海原を渡る神風 翼を広げて風に乗り
竜宮屋敷を通り抜け 高天ヶ原に千木高知る風
黄泉平坂の岩戸を開く 九九理姫の白山道
スサノオ神の白龍の風 三世を渡る岩戸開け
岩戸開かば黄泉が湧く 隠れた月夜の幽世重なり
虚ろに和するは幽世の霊 器(虚和)に応じて懸かる霊
黄泉と現世が重なりゆく 木花咲きゆく季節が始まる
0コメント