華厳の道 第二章 『水月・以心伝心 第一義』



水月・以心伝心 第一義 情報過多による自分軸の喪失




情報が入れば入るほどに「自分」が失われてゆく

毎日毎日入ってくる大量の情報の中の「何が」自分を歪める情報なのか?

自分を曲げて情報に自分を寄せてはいまいか?

いいとされる情報に自分を寄せて

記憶の中に刻み込む

自分がいいとは思わねども

いいとされたら刻み込む

そうしていつしか心の鏡は歪みに歪んで自分が映らぬ

歪に映った自分を眺めて

美しいとさえ思いこむ


情報に 汚染されたる 心空

自分が見えぬ 霧隠れ

朝霧夕霧立ち込める空


情報に 塗り固められた 甲羅の張りぼて

自分と他人の区別もつかぬ

同じだらけの現代人 甲羅に籠る引きこもり


きらめく情報を灯りとする

闇夜の心の空模様

星の明かりと思い込み

飛んで火にいる夏の虫


甲羅で出来た現代人 カニのごときの横歩き

まっすぐ歩けぬ骨なし足は 軸無き自分ゆえなるぞ


多くの情報集める中に 呪いの札が紛れ込む

記憶に張り付く呪符の数々 自分を苛む毒となる

朝霧夕霧毒の霧 心からあふれ口からあふれ

身体から漏れる毒の悪臭 汚染は伝播し闇雲だらけ


心の水面は甲羅のように 情報過多でしわだらけ

揺らぐ自分を固める情報 揺らがぬが軸と呪われた心


軸揺らがねば折れるのに 軸揺らがねば崩れ行くのに

軸を固める呪いの言葉 軸を折れ曲げ右左

折れすぎてもはや軸たらぬ 軸を失い甲羅で固める


心の揺らぎを隠すため 揺らぐ水面を固めたりて

「揺らいでません」と嘯いて 自分で自分を騙す水鏡

固めた自分の水面に絵をかき これが自分と思いたし



情報過多ゆえ薄れゆく 自分の心に湧き立つ波の

姿を認識できぬほど 朝霧夕霧毒の霧

闇雲に入る情報は 心に闇雲を広げて

朝霧夕霧毒の霧 抱えきれない毒の霧

口から鼻から身体から 湧き出て言事結び行く

毒の花咲く道を行く 情報過多の自分喪失

自分を固める呪詛に呪われ 「揺らぎ」を忘れた心の水面




自分とは 心の水面の 揺らぎなり

言も事も揺らいだ波紋の響きなり

言祝ぎ和すは自然の響き

素直に揺らいだ心の響き

揺らぎを言葉に行動に

真っすぐ響くが三蜜加持

喜怒哀楽が素直に響く

鈴の音 鐘の音 柏手の音色

祓い清めの鈴鐘柏手 揺らぎ取り戻す祓いの響き

揺らがなければ 呪いなり

朝霧夕霧毒の霧

千湧きに千湧きた心の闇雲

朝風夕風吹き払う如く

鈴の音鐘の音柏手の

音色響かせ祓い清める

払うはおのれの心の闇雲

朝霧夕霧毒の霧

凝り固まりた心の水面を

たたき割る劔 草薙の劔

固まり尖った心を草薙ぐ

禊ぎの劔は身削ぎの劔

自分を歪めるものを薙ぎ払う

記憶の呪符も薙ぎ払われよ

心の揺らぎを押し隠す

呪いの呪符を薙ぎ払われよ

揺らぎを「正す」心の悪魔

禊ぎ祓いて清めなせ

「正す」は姿勢 見る姿勢

心の揺らぎを見る姿勢

姿勢は至誠に見る姿勢

揺らぎそのままを響かせる姿勢

揺らぎ響きを歪める悪魔

神の姿をした悪魔

正しきとされた神ほど悪魔

揺らぎを偽る魔言なり

闇雲の湧く毒の霧

心を固め尖らせる呪符


揺らぎを見ねば審神者は出来ぬ

ゆえに曇らせ固める魔言

正しさを示すその明かり

日月の明かりを偽る火

誠の正しき御示しは

揺らぐ水面に広がる波紋


揺らぎをしかと見て感じなせ

感じる響きを味わいなされ

湧き立つ香りをかぎ分けて

水面の温もり感じれば

審神者が出来る観自在

五感の極みを観る自在天

自分が在るとは揺らぎが在ること

揺らぎ言事結ぶが菩薩

自在天を現せる

観自在菩薩となられよ

それが「自分に還る」こと

澄み渡り晴れた心空

空は晴れたり日本晴れ

あなすがすがし 祓いの儀

心の水面に落ちた水滴の 波紋が身体に響きて命す

三蜜加持の菩薩なり




癒奏術・響庵

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