華厳の道 第二章 『水月・以心伝心 第三義』




水月・以心伝心 第三義 神の波紋~阿波の道





心の水面に

水の底から湧き上がる泡(アワ)

「ア(阿)」が水底から水面に浮かび「ワ(波)」となる波紋

それが「神の波紋」



波紋を受けて動き出す「受想行識」

受想行識は人それぞれ

ゆえに「神の波紋」も人それぞれ

「結」は違う輝きとなる




神の波紋は言の霊

水面に浮かび様々な波を起こす泡となる

波紋が織りなす模様

それが言の霊の意思

その模様に人の思いが波立ち

模様を崩す

崩れれば言の霊は消えゆく



静かな水面なれば波紋は美しき模様を描くが

波立つ水面に模様は崩れ

歪んだ意思を受け取る月

受想行識の行く先は「落ちどころ」

あらぬ方へと「結」は落ち行く




三密加持


身・口・意の三の「密」

受想行識の三つの「結」

「意」は波紋の模様の「識」の「結」

「口」は「意の識」の目的の「結」

「身」は目的の行動の「結」


静かな水面に映った模様

言霊の「意」の模様

それをそのまま認識し

その意を「目的」として「実行」する

それが三密加持


神の波紋(意)を歪めず

目的し実行する



だが人はすぐに歪める

最初の波紋で「識」されず

ゆえに歪むことが多し


たとえ「識」出来たとしても

「目的」となること少なし


さらに「目的」出来たとしても

「実行」するに難し


ゆえに「神の波紋」は具現せぬ

神の手はこの世界に届かぬ道理




人の心の水面は波立ちすぎて

波を静めるための「受想行識」に終始する


常に飢え・渇き

常に怒り

常に恐れ

常に悲しみ

常に喜び

感情の波に翻弄される水面は

神の波紋を打ち消す



外から入る情報に

常に「受想行識」は堂々巡りし

静まること無し



神の波紋の阿波の道

鳴門の渦が邪魔をする

堂々巡りの渦に巻かれ

阿波の道を渡れぬ




癒奏術・響庵

心と身体と魂を癒す・・・それが「癒奏術」 肉体から霊体へ、霊体から神体へと手が届く唯一の施術です

0コメント

  • 1000 / 1000