【示現の角(ツノ)】 ~サイの角のようにただ独り歩め
かたよれ
片寄れ
偏れ
人間ならば偏りがある
まんべんなく
なんでも卒なくこなす
そんなものはAIにさせておけ
人間ならばかたよれ
かたよって
片寄って
偏りを極めたら
角となる
とんがって
尖がって
鋭利な針となり
ようやく針の穴ほどの神への道が通れる
通りゃんせ
天神様の細道は
鋭利な角でなければ
進めぬ道
丸くなるのは
尖りを極めた角
上から見ればまん丸で
なめらかなる角
丸くなるために
要らぬものを捨てて
たった一つの自分の大切
尊き神と自分の絆
神は偏りの極み
同じ神は非じ
あらゆる存在の極みに
八百万の神が宿る
人間ならば偏れ
自分の才に偏れ
自分の才を極めれば
サイの角となりにけり
サイの角のように
ただ独り歩め
自分にしか進めぬ道を
ただ独り歩め
自分の尊さは
自分だけの尊きもの
その尊き尊(みこと)は
神の御言
天上天下唯我独尊
宇宙にただひとつの
自分だけの尊(みこと)
神の才
才を磨き
要らぬものを削り捨て
尊き才を極めれば
尊は命し示現する
神の示現は
人の才の示現
八百万ある中の一つ
極めたりて神を示現す
0コメント