【祇園精舎の鐘の声~】 《神人和合の詩》





祇園精舍の鐘の声 諸行無常の響きあり。

娑羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはす。




三千年の終焉


天地わかれた三千年の争いの歴史

神世の戦と人世の戦


天は天で争いの中

地は地で争いの中


三千年の争いは 終わりの時を迎えつつ

最後の最後の大峠 権の時代の終わりを告げる

祇園精舎の鐘の声 諸行無常と鳴り響く



天を権の下に敷き 争い続けた三千年

諸行無常の権の取り合い 無常の理には逆らえぬ 



神世は神世で天を失い 人世も人世で天を失う

天無き故に争う地 地無きゆえに争う天

親を忘れた子の争い 子を忘れた親の争い

縦糸切れて横糸結べず 愛を無くして誠無し



親を慕いて子を慕う 過去を慕いて未来を慕う

途切れて今だけ思う心に 愛無く誠となることも無し


地を見ぬ天は子を捨てた親 天を見ぬ地は親無し子

未来が栄える愛は無し 育て養う弥栄無し




天地の糸を繋ぐもの 親子の糸を繋ぐもの

愛を誠に結ぶもの 祇園精舎の鐘鳴らす


弥栄(八坂)の響きを結ぶもの 神人一致を結ぶもの

十(神)が動きて卍(仏)なる 菩薩示現の器なり


大地に神を現わして 天に人を現わして

天を動かす人となり 地を動かす神となる


天地和合す神人結び 神と人の境無し

神世と人世を等しく見つめ 等しく動きて示現する


地上の動きは天の動きと 連なり一致す人世の動き

天の動きは地上の動きと 現われ示現す神世の動き



神だけ動けど愛は無し 人だけ動けど愛は無し

互いに慕いて動く愛 御言 尊し 命する 



今だけ神だけ自分だけ 今だけ人だけ自分だけ

天地わかれた愛無き世界 三千年の分離の世界

祇園精舎の響きと共に 諸行無常と流れゆく

新しき🌀と古き🌀 螺旋が交叉す大峠

天地和合す登りゆく🌀 天地がわかれた沈む🌀

三千年の時の盛衰 沙羅双樹の木の寿命の年月

枯れ木の袂(たもと)に生まれた新芽 新たな時を彩る花咲く



邪気と邪気が権の取り合い そこに集えば邪気と成る

邪気を言向け和すのは 愛を教える誠の真言


邪気が邪気たる所以とは 愛無き故に弥栄無き故

愛とは縦糸 親子の結び 縦糸無き故邪気のまま

愛を結ぶは縦糸結ぶ 言向けや和す誠なり



八岐大蛇を言向け和した 素佐鳴命の誠の愛は

草薙劔の三女神 八岐大蛇の邪気の御子神

親子の縦糸 愛の糸 未来を育む弥栄の糸

希望ありて夢があり ゆえに愛を育みて

子が親を慕い 親も子を慕い 邪気が邪気たる所以は消えゆく




今今の世の情勢は 金毛九尾の狐の権勢 ユダヤの悪鬼に呑まれたり

されどやがて八岐大蛇に 呑み込まれゆく運命の世界


言向け和す素佐鳴命 草薙劔の三女神

禍津神の直日神 神一厘の最後の仕組み


天地人の縦糸を結ぶ 草薙劔の三女神

真っすぐ伸びる劔の如く 曲がった霊を立て直す 


祇園精舎の鐘の声 言向け和す真言の響き

諸行無常の流れの中に 弥栄の愛を語り継ぐ





癒奏術・響庵

心と身体と魂を癒す・・・それが「癒奏術」 肉体から霊体へ、霊体から神体へと手が届く唯一の施術です

0コメント

  • 1000 / 1000