『地の獄』~哀しみの夕暮れ時 《霊界探訪》
新シリーズ 《霊界探訪》
施術中の「霊界探訪」 夢の中での「霊界探訪」の思い出を書きとどめておきたいと思います。
施術をしていて時々 こんな人に出会う
意識がシンクロした途端 廃墟の町に入り込んでいる。
夕暮れ時 人の気配はなく
まるで大きな地震が起こって何年も放置されていたような
廃墟の街並み
その風景に一瞬戸惑うが
すぐに「何をすべきか」を理解する
崩れかけた廃ビルに入り
階段を降りて
とある部屋の扉の前に立つ
古びた木の扉
なぜか扉は鎖で厳重に閉ざされている
剣を抜き
その鎖を斬り
扉を開くと・・・・
目を閉じ
正座をして
きちんと座った着物の女性がいる
声をかけると
静かに目を開き
凛として立ち上がり
扉から出てゆく
これは
自分を押し殺し
偽りを生きる人の
霊界の写し
生きている人が自分を押し殺し
閉じ込めているから
自分の「守護」たる霊は
『獄』に閉じ込められる
自分を殺して生きているから
味気の無い「廃墟」のような世界
夕暮れ時の
哀しさの現われ
霊界に「地の獄」を創り出し
自分を閉じ込めるように
「守護」も閉じ込められる
ここで「守護」を救い出したとて
生きている人が「哀しみ」に留まれば
夕暮れ時の「地の獄」はいつでも現われ
再び「守護」は廃墟の「虜囚」となる
夕暮れ時から
昼には戻れない
夜を超えていかなければ
朝日は迎えられないのである
夜を恐れて
だから夕暮れ時に再び留まる
そこが「地の獄」であれ
夜の恐れよりは
夕暮れの哀しみのほうがいいのだろう
だがそれでは
朝はけっして来ない
自分の時を止めれば
魂は成長を止める
ゆえに堂々巡りの渦となり
進化は止まる
同じ時を何度も繰り返し
同じ躓きを何度も繰り返し
繰り返しては留まる選択をする
いつも夕暮れの哀しみに留まる
やがて自分が自分を忘れるように
忘れ去られた「廃墟」となる世界
押し込めた自分自身すら思い出せず
連座で「守護」も囚われる
人々の同じような「想念」が
想念世界に「地の獄」を創り出す
恐らくその廃墟のような世界には
他にも「囚われ人」がいるのだろう
だが「縁(えにし)」が無ければ
そこにはたどり着けない
自分を押し殺し
自分を忘れた人々の
「守護」が囚われる「地の獄」
『夕暮れの廃墟』
そんな人が時折いる
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