『溢れる自己愛』~自分で自分を尊べぬ愛 《神人和合の詩》
すごいね えらいね おりこうさんね
そう言われたくて 取り繕ってた
子供のころの まんまの大人
自分で自分に納得できず それでも続けるおりこうさん
すごいね えらいね おりこうさんね
自分で自分にそう言えたなら
孤独を愛し 他者を愛する
自分を尊ぶ愛なるに それが出来ないおりこうさん
自分で自分に蓋をして 嘆き悲しむ魂が
褒められたくて 許されたくて
自己愛商材 求めて彷徨う
SNS スピリチュアル ネットワークにコンサルビジネス
すごいね えらいね おりこうさんね
自分で自分に言えぬ言葉を 与えて人を腐らせる
すごいね えらいね おりこうさんね
そう言われたく でもなれなくて
だから「すごい」に寄りかかり
だから「えらい」に巻きついて
「おりこうさん」と褒められにゆく
ゆけばゆくほど自分から 遠く離れてゆくばかり
孤独の中に「恐れ」を見て 逃げ出し群れて心を紛らす
闇夜(病み世)に灯る 「自己愛」の火
すごいね えらいね おりこうさんね
闇夜(病み世)に灯した 火に飛び込む虫
自分で自分を褒められたなら 自分で自分を愛せたなら
闇夜の孤独の暗がりに 神を見つけることができるのに
神の反対側へと向かい 愛から遠のく思いの歪み
孤独の中に光る愛 神の光を受けとる心
人から離れて恐くなる時 自分の軸は自分に在らじ
軸を求めて彷徨う蔦草 自分で立てぬ青人草
人から離れて孤独になる時 最も尊き愛を知る者
自分の個性を立たせる木 大地に根を張る青人草
孤独の中に恐れを見るか 孤独の中に愛を見るか
孤独は死であり誕生であり 自分に還る唯一の場所
眠り目覚める孤独の毎夜 神に目覚める孤独の極み
神人一致の覚醒は 眠らねばならず死なねばならず
終わらなければ始まらぬ 孤独の極みの転化の儀
密か心で三密に還る 孤独の海の底の神
速佐須良姫の死への回帰は 密か心の蜜の味
孤独の眠り 蜜月の月夜 夢で開かれる真中の目
人の殻を脱ぎ捨てた 誠の自分の真ん中心
孤独にならねば帰れぬ故郷 死と誕生の狭間の海原(産腹)
神の子宮のその奥に 高天原の神の宮
八百万の神々が 孤独の海の底の先に棲む
孤独を恐れているうちは 逆立ちしているままなるぞ
天神様の細道の 反対側を進んでいるぞ
孤独を恐れる根無し草 ゆえに巻きつく蔦草となる
独り大地に立つ青人草 根を張るゆえに大地で繋がる
人の大地は死の先にある 大海原の瑞の海
神素戔嗚が治める大地 十拳劔の再生の海
ひふみよいむなやこと結び とこやなむいよみふひと還す波(那美)
黄泉の海原に寄せては返す 伊邪那美神の海(産み)の理(ことわり)
孤独の先の神への回帰 孤独の闇の真中の光
死の先に坐す伊邪那岐神の 結(十)びの劔がひらめく光
一二三四五六七八九十結び 十九八七六五四三二一と還すひと薙ぎ(那岐)
結(十)びの劔のひらめく光 死と誕生の結びの光
神素戔嗚の十拳劔 八岐大蛇を斬り割く劔
恐れ悲しみ怒りで湧いた 思いを還す結(十)びの劔
陰極まりて陽へと巡る 死して生まれる極みの光
殺し転化し再生へ至る 一二三四五六七八九十結び
那岐那美神の海原へ還す 大海原を治む素戔嗚
大蛇となりた心を殺す 十拳劔の言(九十)結び
魂に まとわりつきたる 心の曇り
恐れ 悲しみ 怒り 喜び
思いに沈む下心の澱
孤独に還りて洗い流されよ
神の光に触れて磨かれよ
まとわりつきたる魂の曇り
身に現れて蔦草となる
青人草を曇らせる
はびこる蔦草 思いの大蛇
孤独の底で自らの手で
薙ぎ払い断ちて終わらせよ
自らの手で殺さねば
八岐に伸び行く蔦草大蛇
人に纏わりつくほどに
曇りはひどくなるばかり
曇りがひどくなるほどに
人に纏わりつくばかり
孤独の穴に蓋をして 神の光を遮りて
自ら岩戸を閉じた人 八岐に伸びる大蛇の顎(アギト)
飲めど喰らえど満たされぬ 自己愛湧かせる蔦草大蛇
贄を求めて西東 誠見えぬは神隠し
酒に酔いしれ夢の中 腹を割かれて退治さる
アワミチ手前の大鳴門 海原(産腹)の🌀の言(九十)結び
孤独を恐れ 黄泉を恐れなば 穢れ纏いつき心曇らせる
日向の小戸の阿波岐原 日向の向きは孤独の先
小戸を開きて黄泉の海原(産腹) 阿波の水分 清水の流れ
死して生まれる禊ぎの儀 玉依姫の禊ぎの儀
伊邪那岐神の「岐」の劔 水分(みくまり)て転化する劔
禊ぎ祓いは十拳劔の 殺して分けて生む転化
下賀茂 河合の玉依姫 水分河合で禊ぎの儀
死して生まれた神人の孕み 死して生まれた禊ぎのアワミチ
火と成り昇り 雷落ち来る 天の岩戸の火雷神
天地を渡る神人の魂(タマ) 火雷の如く 天地を渡る
祓い清ムは下心 恐れ悲しみ怒り喜び
それらが生み出す慾心 心曇らす思いの数々
孤独の先の岩戸開きて 十拳劔の光の斬撃
切り刻まれども斬られぬ御魂 草薙劔の真澄の魂
孤独の先に恐れはなく 死の先に悲しみは無く
ゆえに怒りは怒りたり得ず 結びの斬撃の光となる
喜びは慶びに非ず 恐れ悲しみ怒りから湧く慾の言の葉
禊ぎ祓いは孤独の闇底 愛と思いの水分の岐(わか)れ
岩戸の先の隠岐の島には 神の宮への岐れ道
憂い 慶び 寧らか 密か 愛の分岐の隠岐の島
祓い給えと神々に 言申すには岩戸を開き
黄泉の海原に浮かぶ隠岐の島 そこに立ちて言申せ
真中の愛に自ら立ちて 言申さねば言は届かぬ
ひふみ(火文)に言乗せ 祝詞を宣らば
雷(神成)落ちる 言の丹塗り矢
伊邪那岐神の劔の一閃 海原に落ちて波起こす
神を孕みて言事に 伊邪那美神が波紋と広がる
祝詞の中に那岐那美の 神の子孕んだ言結び
ひふみ祝詞の太(二十)祝詞 十拳劔の薙ぎ(那岐)と波(那美)
おのれの罪を鏡に写し 祓い祝詞を祈り意乗らせ
劔の宮事 太祝詞 転化の劔の二十祝詞
祈り意乗らば岩戸開きて 黄泉の海原の波が呑み込む
波に呑まれて海の底 進んで行くから禊がれる
罪科穢れが禊がれるまで 真澄の鏡に自分を写せ
大蛇と成りたおのれの姿 斬りて殺して終わらせて
始まりへ結ぶ転化の結び 終わりの劔 始まりの波
神人一致の隠岐の島 白山道の腹括り(九十九理)
海原に 呑まれて沈む 海の底
乙姫神の 禊ぎの儀
下賀茂の 賀茂(神)の河合の 岐れ道
玉依姫の 禊ぎの儀
死して生まれる転化の儀 大蛇を屠る転化の儀
眠らぬものに目覚め来ぬ 終わらぬものに始まりは来ぬ
水蛭子(ヒルコ)と成りた下心 岩戸塞いだ慾心
禊ぎ祓いの孤独の底へ 沈み給え進み給え
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