双子座天王星が破壊する『認知の壁』
牡牛座天王星の7年間は「五感を取り戻す」7年間であった。
それは「身体思考」を取り戻すことであり、「右脳」の曇りを取り除くための7年間。
その7年間の間に感覚の、右脳の「曇り」を晴らした人は幸いである。
天王星が双子座に入ったこれからの7年間は「左脳の曇り」を取り除くための7年間となる。
それは『認知の歪み』『認知の曇り』を正し晴らすということであり、左脳によって作り出された『バカの壁』を取り除くことである。
だがそれは「右脳」の曇りが晴れていれば・・・の話。
右脳が曇ったままでは左脳の曇りをそもそも「認識できない」のであるから。
「右脳」という「日の光」がなければ「月」は照らされない。
左目の「天照大御神」という「右脳の光」が輝いていなければ、右目の「月読命」たる「左脳の光」は現れない。
太陽の光が無いのに月が照り輝くわけがないのである。
左脳に傾倒し過ぎた現代の教育で、多くの人は「右脳」の輝きが乏しくなっている。
それゆえに牡牛座天王星の7年間、ひたすらに「五感を磨け」と言ってきたのである。
岩戸の中の「天照大御神」を、岩戸から出すために。
多くの人は大きな勘違いをしている。
『霊を知るのは五感』であり、『身体感覚』が研ぎ澄まされなければ「潜像世界」は認知できないのである。
いくら「夢」の中で「知ったつもり」になっても、それが「現実」においてどのように関わっているのかに関しては全くわからないのである。
「五感」「直観」という「感覚」に絶対信頼を置けるものはほとんど居ないだろう。
「理屈」や「論理」よりも「感覚」を絶対信頼している人は非常に少ない。
現代人が如何に「天の岩戸」を自ら『〆て』いるかという証左である。
天の岩戸が開かれたなら、月は自ずと照らされる。
右脳が磨けて曇りが晴れたなら、左脳は自ずとその光に照らされてゆく。
その光に照らされた「左脳」という『月』は、「なんと曇っていることだろう」ということがわかるはず。
右脳という「天照大御神」の光をもとに、左脳の「月読命」は「読み」という『審神者(さにわ)』をしなければならない。
だが現代人は「左脳」の「読み」に「右脳」の「光」を従わせようとし続けている。
順序が逆なんだよ。
「バカの壁」という左脳の「曇り」が露わとなる「天王星双子座期」
如何に人の『認知』が歪んて曇っているかということを目にしてゆく7年間となるだろう。
『エリート』とされた者ほど『歪み』『曇り』が酷い。
それは単に『右脳』の曇りゆえである。
今までなおざりにしてきた『右脳』という『身体感覚思考』が「光を放っていない」から・・・・
いや、『壁』で覆って光を遮っているからである。
更に・・・
きな臭さという身体感覚を共有する「鼻」も詰まっている。
つまりは『気付き』というものを平気で「無かったこと」にしてしまう癖が、気付けば臭いも嗅ぎ分けられない「鼻づまり」となってしまったのである。
素戔嗚命を「排除した」というのはそういうことである。
「気付き」という素戔嗚命を『悪』として排除し、都合の悪いことを『無かったことにする』という「真の悪」が芽生えたのである。
それが『左脳』という「月」に住み着き、天照大御神の光が照らした蔭を素戔嗚命が気付いても、月読命が『無かったこと』にするという・・・・・
そんなものが「左脳」に住み着いているのである。
それが『壁』を築き「右脳の光」を、「鼻の気付き」を『無かったこと』にし続けた。
人はそんな『バカの壁』で囲まれた「箱庭」で暮らしているのである。
「エリート」とは、そんな「箱庭世界を補完する者」である。
『壁の外には世界など無い』
だが、その『壁の外』から続々と侵入者が現れてくる。
それが『双子座天王星』という時代に起こる事である。
それでもまだ『壁』に囚われるか?
執着すればするほどに『バカ』であったということを思い知ることとなる。
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