『地走り(ジバシリ)』~思いの変化(へんげ)した霊姿
蛇となり まとわりつく「地走り(ジバシリ)」となった「思い」が伝って来る「縁の道」を断つために
厄除け八幡へ赴いた
「道」があればやたらと来るわけで・・・・
だからやむを得ず「道」を断つ
その帰り道
自転車で走りながら降りてくる言霊
言霊を持ってきたのは赤白のキツネ
往路復路の途次にあった高取山のキツネだろう
その言霊を逃がさぬように掴みながら帰路に就く・・・・・
八岐大蛇の大禍の儀 気吹戸主と素戔嗚が
伊勢の山田で言祝ぎ和す 稲荷のキツネの穢れを祓う
天照らします大神は 岩戸に隠れ黄泉の中
禊ぎ祓いの露払い 瀬織津姫の佐久奈度(さくなだり)
誓約(うけい)を交わし現れた 五男五女の十柱
豊受神と成りまして 岩戸の外にお出でます
きひつかみ 五男五女の 夫婦神
豊受神のお役受け 稲荷の五狐神 権族となる
天狐・地狐・空狐は 宗像三女に従いて
龍狐交わりお働き 縦糸結ぶ瑞御霊
乙姫白龍 白狐と共なり
咲弥の赤龍 赤狐と共なり
龍狐交わりお働き 横糸結ぶ瑞御霊
五龍・五狐の気火土風水(きひつかみ)
天神地祇の豊受神 五男五女の十柱の神
岩戸開きて瀬織津姫も 素戔嗚命も高天ヶ原に
黄泉の穢れを祓う神 すでに天へと帰りまし
心の先に高天ヶ原 在るや無しやで天地の差
祓い浄めは心の内で 言祝ぎ和す蘇民将来
気吹戸主の祓いの劔 言の葉(刃)で斬る月鏡
穢れた思いも言祝ぎ和す 言葉選びて思いを放(話)す
素戔嗚命の祓いの劔 思いを選ぶ鼻(花)の色分け
穢れを選ばぬ蘇民将来 大蛇を湧かせぬ清かな息吹き
和気清麻呂 清きを分ける 蘇民将来清かな息吹き
言霊を 言祝ぎ和し 和気清し
穢れを湧かす悪心 抱きて和す火水の風
思いを燃やす咲弥の火 痛みを和す乙姫の慈雨
火明・火穂出見・火須勢理の御言
言祝ぎ和され 和気清し
岩戸開きた世界には 心に岩戸 既に無し
祓戸神は高天ヶ原 言祝ぎ和すは人の役
心のままに示現する みろく世界の在り姿
心の真中の神の火は 清きなるかな 穢れなるかな
下畑厄除八幡
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