『牡牛座後半の天王星』~終わりと始まりの交差点に現れ始める岩戸開かれしものたち




風の時代と言うけれど 水瓶座の時代とも言う

その意味するところは如何に?




先日、黄道十二宮の星座の話をしたが、まだまだ「言葉」に縛られている人が多い。

風の時代とはそもそも何だろうか?

「風」とは「何だろう?」というところから入らなければわからないだろう。


そもそも「何故風が起こるのか?」

風は『気圧』の差異によって起こる「空気の移動」というもので、だから『風』という場合、『気圧』というものから含まれる。


先日も書いたように、双子座の風は地上の風であり、その地上の状況によってバランスをとるように雲が発生したり晴天になったりという、これも「風」によって起こる現象であり、これが「天秤座」というバランスをとるという「天秤」たる所以である。

そして、さらに上空に位置する「水瓶座」は、それらを「俯瞰」していると共に、さらに上の「宇宙」から来るエネルギーによって「気圧」というものが変化するという「俯瞰」も行っている。

云わば「横」に吹く「風」と「縦」にかかる「圧」の関係性を眺めている位置にある。

それゆえ水瓶座の支配性が「天王星」である所以であり、天王星とは「縦に回転」するわくせいなのである。



「情報・流通・金融」という『流れの俯瞰性』

それが水瓶座という風の時代


目先の情報にワタワタとするのは「双子座的情報」という「風」に巻かれてワタワタしている状態である。



例えば・・・・

昨今、日本の土地が外国人に買われている。

特に中国人の比率が高い。

これを見て「危機だ」と騒いでいる状態は「地上の風に巻かれてワタワタしている状態」ということだ。


三十数年前・・・

アメリカ人は自分たちの国の不動産を買い漁る日本人に対して、今の日本人と同じように「危機だ」と叫んで「イエロージャップ」と罵り、日本国旗を燃やし日本車を燃やし、テレビを燃やし・・・・

アメリカではそんな人たちを「保守」と呼んでいた。

「ロックフェラーセンタービル」まで買いとり、ゴッホの「ひまわり」まで買いとり、当時の日本人は鼻高々に有頂天となり、顎をのけぞらせて見下す「天狗」であった。


しかし、やがて日本経済は平家物語の「祇園精舎の鐘の声・・・」の通りに衰退してゆく。

そして、アメリカで買いあさった数々の不動産は手放さざるを得なくなり、しかも「買いたたかれて」処分しなければならないという状況となった。


不動産を買われたアメリカは・・・・

「高値で売って安値で買い戻した」わけであり、さらには、不動産に付随していた「負債」までが『消えた』わけである。



現在、東京の不動産もかなりの勢いで買われていたが、やがてそのピークも過ぎようとしている。

北海道などで買われていた状況は、ピークを過ぎたことが伺える状況が現れ始めている。



売った買ったは双子座の風

雨降って地固まる天秤座の風

風を起こした気圧の水瓶、次の気圧の始まりを知る



祇園精舍の鐘の声 諸行無常の響きあり 娑羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはす

驕れる人も久しからず ただ春の夜の夢の如し 猛き者もつひには滅びぬ ひとへに風の前の塵に同じ




台風が起こった時、一番ワタワタするのは「地上」である。

雲は「気圧の谷」を「均(なら)す」ために雨を降らせたり曇り空にしたり快晴にしたりして、気温の差異を「均して」ゆく。

その雲の上では「台風」など『どこ吹く風』というように『俯瞰』を続ける。



日本の不動産が買われて「保守」を気取り、買うものを敵愾心露わにする「双子座的」な風に煽られるもの。

「何とかしよう」と知恵を使い動き回る「天秤座的」な風に流れるもの。

それらの動きを見ながら、「気圧の変化」を見てさらに先の風を知る「水瓶座的」な風に揺蕩うもの。


同じ「風」という括りでもこれほど大きな違いがある。




私が1年も2年も前から「2025年の七夕」という『節目』を言い続けているのは、そこから天王星が「双子座」へと移動するからである。

双子座の前にある「牡牛座」という「感覚」を司る星座に天王星が入っていた時期に、「感覚」について改めることをしていなければならず、その「感覚」の変化がその後の「双子座天王星」の時期を乗り越える大きな助けとなるからである。

だが多くの人々は「感覚」ではなく「言葉」に左右され、右に左に振り回され続けているのを見れば、せっかくの「牡牛座天王星」という「感覚の変革」というエネルギーの恩恵を「塞ぐ」方へと使っているのがよくわかるからである。


七夕を境にして「感覚領域」で「気圧の谷間」がやたらと発生して「感覚の覚醒」を促していたのであるが、わざわざそれを「塞ぎに」かかっている人があまりにも多かった。

この四年間のコロナ禍というものは、神々からの「スパルタな導き」である。

神とはそういうものであり、教えはいつも「実地で修得」するものであるから・・・


そして「感覚の覚醒転化」が出来ていなければ、七夕以降に訪れる「地上に吹き荒れる風」で右往左往することとなるだろう。


星の影響は「世界」に及ぶ。

何も日本人だけの話ではない。


目先の情報という「地上の風」に右往左往して『感覚』で『事実』というものを悟れないなら、情報に翻弄されてわけがわからなくなるだろう。



『言葉』とは「人間のみ」に吹く「風(情報)」である。

だが『感覚』で掴む情報は、地球上のあらゆるものが共有する「風(情報)」である。

『言葉』とは『言霊』の「影」である。

言霊が「日」であり言葉は「月」である。


言霊とは「思い」であり「意思」であり「熱」であり「動き」である。

それを「言葉」に『映して』いるわけである。




七夕以降、二分した人々の姿が明確になるだろう。

『言葉』という「月の世」に住み続ける者と、『感覚』を『言葉』に表す「日月」の世に移行した者。

どちらが現実世界でどちらが仮装世界か一目瞭然である。



風の時代・・・

それは『気』の動きの時代

『気』の動きは「縦(気圧)」があって「横(風)」が生まれる。

天から地への「気」の圧があり、それが地から天へと跳ね返ることで「圧」が「熱」となり「風」となる。



水瓶座の位置の「上空」で、俯瞰し風を読むために、天王星は牡牛座で「感覚を研ぎ澄ませ」と、この7年間語り続けて来た。

牡牛座と言う『岩盤』を「転化」させようと、星々のエネルギーに沿って神々は「思い」を伝えて来た。

それは『新たな感覚の扉を開け』ということ・・・・


それを受け取れたものは幸いである



今は「牡牛座27度」に天王星はある。

「双子座天王星」への『準備期間』である。

『感性』を磨いたものを「現実」へと『慣らして』いく期間である。



沈み朽ち行く大地の倒木

それに巻きつく蔦草と

芽を出し始めた大樹の新緑

交叉する大地の浮沈に垣間見ゆる時


沈む🌀と昇る🌀

どちらを大地に根を張りおるか

祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きを謳う







癒奏術・響庵

心と身体と魂を癒す・・・それが「癒奏術」 肉体から霊体へ、霊体から神体へと手が届く唯一の施術です

0コメント

  • 1000 / 1000