『松心』 ~豊玉姫の待つ心
角を尖らせ鬼となる 芯を立てたる志(こころざし)
尊き意思は朽ち果てぬ 礎となる「さざれいし」
神には神の理(ことわり)が 人には人の理(ことわり)が
理(ことわり)曲げた不自然の 大地の底は抜けてゆく
不幸にならねば幸せと 幸せ追うのをやめた魂(たま)
逃げ癖ついた身魂替え 替えがなければ草木から
根を張ることは逃げぬこと 根を張る大地と運命を共に
逃げ癖ついた蔦草は 海原漂う泡と消ゆ
風が薙げども倒れない 根を張る松の待つ心
四面の風に練られたる 龍の角たる松心
龍の角は練り練りて 一途の意思を遂げる角
尊き意思の鬼の角 練りに練られて龍の角
誠の神は松の角 練りに練られた松心
待ちに待ちたる三千年 青柴垣の内と外
二十六(にろく)の文(ふみ)に
「カモ(舟)破(わ)れて トヨタマ姫も 渚にて 猛き心に 泳がせば 竜(たつ)や蛟竜(みずち)の 力得て 恙(つつが)も和(な)みの 磯に着く」
豊玉姫の松心 尊き意思の猛き角
龍を起こすは猛き角 根を張り逃げぬ松心
賀茂の別津地(別雷) 河合の劔 玉依姫の 御言祝(みことのり)
破(わ)れた貴船の 豊玉姫は 松の心で 龍起こす
龍宮の音姫命(御言) 河合の劔 貴船の猛き 龗(おかみ)龍
三千年の松心 青柴垣の豊魂秘めて 罔象女(ミヅハ)の社(やしろ) 結社(ゆいやしろ) 双葉の葵に結びなす 賀茂の河合の八重垣劔 事代主の御事祝 言事(コトコト)結ぶ示現の劔 大物主の祭り事(政) 御言を御事と結びなす 三千年の松の角
龍が起こりて五柱(いつはしら) 神(十)が命し仏(卍)なる 五臓五腑に五の桜(チャクラ) 音姫命の五色玉
猛き心の松心 練りて鍛えた 八重の角 言事結ぶ 河合の劔 玉依姫の御言祝 猛き龍の音秘める
ひふみ神示 ⦿(日月)の巻 第一帖
富士は晴れたり日本晴れ。⦿(日月)の巻 書き知らすぞ。
此の世に自分の物と云ふ物は何一つないのであるぞ。早う自分からお返しした者から楽になるのざぞ。今度の大洗濯は三つの大洗濯が一度になって居るのざから、見当取れんのざぞ。神の国の洗濯と外国の洗濯と世界ひっくるめた洗濯と一度になってゐるのざから、そのつもりで少しでも神の御用務めて呉れよ。此れからがいよいよの正念場と申してあろがな。
今はまだまだ一の幕で、せんぐり出て来るのざぞ。我(が)出したら判らなくなるぞ、てんし様おがめよ、てんし様まつりて呉れよ、臣民 無理と思ふ事も無理でない事 沢山にあるのざぞ、神はいよいよの仕組にかかったと申してあろがな。
毀(こわ)すのでないぞ、練り直すのざぞ。世界を摺鉢(すりばち)に入れて捏(こ)ね廻し、練り直すのざぞ。日本の中に騒動起るぞ。神の臣民 気つけて呉れよ。日本も神と獣に分れているのざから、いやでも応でも騒動となるのざぞ。小さくしたいなれど。
第二帖
三千年、三千世界乱れたる、罪やけがれを身において、此の世の裏に隠(か)れしまま、此の世構ひし大神の、みこと畏み此の度の、岩戸開きの御用する、身魂は何れも生きかはり、死にかはりして練りに練り、鍛へに鍛へし神国の、まことの身魂 天駈けり、国駈けります元の種、昔の元のおん種ぞ、今 落ちぶれてゐるとても、軈(やが)ては神の御民とし、天地(あめつち)駈けり神国の、救ひの神と現はれる、時近づきぬ御民等よ。今一苦労二苦労、とことん苦しき事あれど、堪へ忍びてぞ次の世の、まこと神代の礎と、磨きて呉れよ神身魂、いやさかつきに栄えなむ。みたまさちはへましまさむ。
春の巻 第十九帖
小乗の行と馬鹿にするでないぞ。理屈で神を割出したり、そろばんでハヂキ出したり、今の鼻高さんはしているなれど、何処まで行っても判りはせんぞ。土耕す祈りに神の姿現はれるぞ。とどまってはならん。いつも弥栄々々に動いて行かなならん。大中心に向って進まねばならん。途中には途中の、大には大の、中には中の、小には小の中心はあるなれど、行く所は一つぢゃ。ぢゃと申して小の中心を忘れてはならん。神は順であるぞ。先づ小の神から進んで行けよ。ほんとのこと知るには、ほんとの鍛練いるのぢゃ。たなからボタモチ食っていては段々やせ細るのみ。鍛えよ鍛えよ。鍛えればこそ光出て来るのぢゃ
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